八千枚護摩供 加行中日

f:id:Gyokusenin:20200513214435j:image八千枚護摩
この修法は真言宗の中で最も厳しい修行の一つである。
経典には
「無比力の聖者無動心、能く一切の事業を成弁する法門を説く、菜食して念誦を作し、数、十万返を満ぜよ、断食すること一昼夜、方に大供養を設けて、護摩の事業を作せ。
応に苦練木を以って、両の頭を酥に揾して焼くべし。八千枚を限りとす。
巳に初行満ずることを成せば、心に願い求める所の者、皆悉く成就することを得。
験法の成ぜんとする者は、能く樹枝を摧折し、能く飛鳥を堕落し、河水を能く渇せしめ、陂池を涸渇せしめ能く水を逆流せしめ、能く山を動ぜしめ、諸々の外道の呪術力を制止する。」
と説かれている。
実際には前行(加行)2週間で不動慈救呪を20万遍唱えて、次に正行1週間で不動慈救呪を10万遍を唱えて最終日に護摩木を八千本祈願して焼き上げます。
本日加行の中日(半分)の護摩修行が終わりました。
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